
さて商号のチェックがすんだら会社の目的と言うものを提示する事になります。
まあ何で稼ぎますっていう宣言ですね。友人の助言では思いつく限りの事を書いておくもんだと言う事ですが、僕の場合やれる事やって来た事の数はなかなかのものだと自負しています。
それをはじから羅列する前にちょっと僕は足踏みをしていました。
勿論この会社の目的の項目には全てを書くつもりですが、心の中で『会社の目的』にするものが欲しいのです。
イラストが描けます。キャラクターデザインが出来ます。そのキャラクターを動かしてアニメーションが作れます。WEBデザインが出来ます。音楽制作の一部が出来ます等々、まだまだ掘り起こせば色々と出てきますが、なんか違うんだよねえ〜。
僕にとっての『会社の目的』は、100万人の人を喜ばせます!…とか文化に貢献します!なんですよ。
僕の方がずれてるのは百も承知ですが、その何か?が決まらないと起業には踏み切れない。
でもこのところ無い頭を振り絞ってみたところ、『あっ』という気付きがありました。
僕は2年くらい前からteamASTAと称した一人で闘うアーティストの会を主宰しています。活動の中心はみんなを焚き付けて展示会を企てたり、デジタルの勉強がしたい人達に手ほどきをしたり、飲んだり笑ったり、語らったりというものです。
彼らは一様に貧しく(その度合いは様々です)作品の制作と生きるための仕事との狭間で苦しんでいます。契約社員やアルバイトをやりながらアートの道を少ない時間を割り当てて頑張っているのです。これは僕自身も同じ事で、仕事でも絵を描いたりはしますが自分の作品ではない場合がほとんどです。
僕の『仕事の目的』はこの人達と手を組んで仕事を発生させアートを営むための仕組みを作る事だと思いました。
今、少しずつそのプランは構築しつつあります。